濱田樹里「陽炎Ⅱ」500×200mm
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濱田樹里「陽炎Ⅱ」500×200mm

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額縁外寸680×380mm 段ボールのケースはそれなりに使用感があります。ご希望ならケース製作承ります。(別途実費5千円程度) 1973 インドネシア生まれ 1997 愛知県立芸術大学美術学部日本画専攻卒業    卒業制作桑原賞 大学買い上げ 1999 愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了 2000 愛知県立芸術大学大学院研修科終了 2009 名古屋市芸術奨励賞新人賞受賞 2012 第5回東山魁夷記念日経日本画大賞展大賞受賞 名古屋市文化振興事業団芸術創造賞受賞 2013 愛知県芸術文化選奨文化新人賞 現在 名古屋造形大学美術表現領域准教授 【作家HPより】 ・・・子供のころに暮らしたインドネシアの赤土は、生ずれば滅するという死生観を私に植え付けてくれました。インドネシアの大地の色は、レンガのような真っ赤な土の色なんです。毎日スクールバスに乗って、赤い土を見ながら学校に通っていましたから・・・今でも真っ赤な夕焼けが、地平線に落ちていく姿が目に焼き付いています。インドネシアの存在は、私にとって原風景に近いもの。人間一人では把握できないような大空と大地が目の前に広がっています。その存在は私に、人間は自然の中のほんの一部に過ぎないということを気づかせてくれました。 ・・・「いのち」を描きたい。子供の頃から物を観察しながら描くことが好きでした。大学で日本画を専攻しましたのは、日本画の鉱物質の絵具の質感に土のイメージが重なったから、日本画を選んだのも、赤い土が影響していると思っています。土は生命を生み出す源、「いのち」が私のコンセプト。ただ日本画といっても、むしろ木彫りやレリーフを作るような手法で描いています。 ・・・はじめは人物を描いていました。人間をモチーフにしたのは、自分にとって一番身近な生き物だったからです。色々な年代の方達をクロッキーしたことが「生命」を考えた動機のひとつといえるでしょう。成熟した女性のラフを描いているのも、生命力が溢れている姿を描きたかったから。それがひとつの渦のような塊になることで、生命記憶の根源を探れないだろうかと、自分の生命がそこの中に込められてしまうぐらいの、 生きている痕跡を画面に残したいのです。 ・・・人間は植物や他の生命体と共存している。人間を夢中で描いている時は分からなかったのですが、もう少し視野を広げ生命を捉え直してみましたら、人間が植物や他の生命体と共存しているのが見えて来ました。むしろ同等の間柄であることに気がついたんです。そこから一気に構図が変わりました。人物が種子(核)になって 花が開いていきました。 誕生から死、再生へと輪廻する形を追って、見上げるほどの大空と大地の狭間で、ほとばしるような生命を描くことができたら、それを念頭において、これからも描いていきたと思います。