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倉島重友
1944 長野県に生まれる
1971 東京芸術大学大学院修了
1982 第3回東京セントラル美術館日本画大賞展大賞
1986 再興第71回院展奨励賞(以後4回受賞)
2001 第86回院展日本美術院賞・大観賞受賞
天心記念茨城賞受賞
2003 第88回院展足立美術館賞
2004 院展同人となる
2012 再興第97回院展 内閣総理大臣賞
現在 日本美術院同人 広島市立大学名誉教授
東京藝術大学大学院を修了後平山郁夫に師事して研鑽を積み、高松塚古墳壁画模写にも参加。身近な人物、自然をテーマとし、郷里のほかインドや中国、ヨーロッパに取材。人々の暮らしにも注目し、穏やかであたたかい色彩と繊細な筆遣いによって情緒豊かに描いています。
本作では鮮やかに咲き誇る芙蓉二輪と開花を待ついくつもの蕾を描いています。とても複雑で丹念な画法は特徴的で、ひと目で作者のものと分かります。2016年制作。
芙蓉の開花期は7~10月で8~9月が見頃です。1つ1つの花は1~3日しかもちませんが、次々に新しい花を咲かせ長く楽しむことができます。